監督が仙台に行っている間、東京では「生音録り」が行われていました。
四日間に渡る音との格闘を前・後編に分けてお伝えします!
まず、生音(なまおと)というものですが、
映画の中では台詞以外に、役者の足音や小道具を使う音、
鳥の声や川の音、山に登れば風の音など、いろいろな音が存在します。
これらを作り出す人たちが、佐々木さん率いる効果部です。
もちろん、現場で録音部が録った音(シンクロ音という)もあるのですが、
効果的な音を付けることで、実際よりも臨場感を出すことができます。
そのために必要な音を録り足す作業を「生音録り」と呼んでいます。
部屋の中はこんな感じ ↓
効果部さん以外に、音を録る録音部さん、スタジオのサウンドエンジニア、演出部(助監督)もお手伝いします。
まずは足音から収録します。
画にあわせて効果部さんが歩きます。さすがに上手い!画だけ見ていたら、まったくもって違和感なし!
革靴、わらじ、ぞうり、下駄、次々に履物を変えて収録していきます。
足音と平行して、衣擦れなどの音も収録します。
たとえば、畳の上に座る音、手を動かしたときに聞こえる着物の音などです。
畳にすわり、各自に割り振られた音を出します。
二日目には氷を使った生音録りを行いました。
剣岳周辺には、夏になってもとけない雪渓があり、冬は一面の雪になります。
15分遅れで氷が到着!
海人(うみんちゅ)、山人(やまんちゅ)は聞いたことがあるけれど・・・・こおりんちゅ!?
テンションも上がる 効果部 西村さん!
さっそく部屋に運んで・・・と思ったら、重いっ!
業者の人も手こずる重さ150kg!の巨大な氷。しかも2つ!
草鞋や金カンジキを履いて、生音雪渓を歩く!!
氷の次は雨でございます。
部屋の一角に水をはり、ぐちゃぐちゃになりながら音を出します。
雨に濡れてもがんばるんじゃい!
こうして怒涛の二日目までが終了。
他の作品も扱っているサウンドスタジオなだけに、新しいビラもちゃっかり置いてきました。
後編に続く!!

