東映本社には試写室というものがあります。
ここで、関係者やマスコミの皆さんに公開前、映画をみてもらいます。

この試写室の映写状況のチェックに木村監督がやってきました!!

名キャメラマンである木村大作。
その厳しい目に東映試写室は合格できるのか!!ここでの試写ができるのか!!
監督は早速、試写室内へ!!

実は、年始にスクリーンを新しくし、試写室はリニューアルしたのです。
「劔岳 点の記」の迫力のある、美しい映像を良い状態で皆さんに観ていただくために・・・。
上映スタート!!

映像が新しいスクリーンに映し出されます!!

凄い、綺麗になっている!!
木村監督曰く、「スクリーンは自然に汚れて、黄ばんだりしていくんだよ」とのこと。
そのまま、監督の厳しいチェックが続く。
「左右が黒くぼやけてるのは直らないのか??」
「ちょっと明るいから、もう少しアンペアを下げてみてくれ!!」
監督からの指示に、映写技師さんたちもフル回転!!

さらに、映像の最適な位置を確かめるため、チャートを見て細かい微調整を行う。

さらにさらに、監督自ら、紙に書いて細かい説明!!

ここまで、細かい指示を出す方は他にはいないかもしれません。
でも、それは観ている方に最高の状態で観てもらいたいという監督だからこそ。
これこそ、プロフェッショナルです。
実は、このチェックは午後と夜の2回行いました。
監督曰く、「夜になると場所によっては、アンペアがなぜだか上がる。そうすると映像が赤く見えてしまうんだ。」
つまり、映写時間によって映写状況が変わるということ。
そのチェックもかかしません!!

諸々、調整の結果・・・。
何とか監督のOKが出て、東映試写室でも試写ができるようになりました!!
良かった、良かった!!

最後に今日、学んだスクリーンにまつわるトリビアを一つ。
スクリーンには、シルバーとホワイトがあります。
最近では、シネコンの普及などもありホワイトが多い(ちなみに東映試写室もホワイト)のですが、昔はシルバーが主流だったそうです。
だから、昔は銀幕スターや銀幕デビューと言ったんですね。
勉強になります!!

